イマーシブシアターとは、観客と舞台の境界を消し、観客自身が物語の一部に取り込まれていく没入型演劇。本作では、音声ARチームとタッグを組み、観客が着用したヘッドフォンから語りかけられる声に導かれながら街を歩き、現れるパフォーマーによって物語へと誘われます。いつもと変わらない景色の中、登場人物の囁く声を聞きながら歩くことで、なにげなくすれ違う人々や都会の雑踏の中に、新たな幻想が浮かび上がります。